あなたがジャーナリズムについて真剣に考えているなら、読書は選択肢の一つではありません。職業人としての基本的な義務です。
読書はあなたの文章能力を向上させるだけではありません。 知識を統合することで、物事のシステムやプロセスがどのように機能しているのかが見えてきます。たまたま出くわした情報の処理に追われるのではなく、自分の見識を広げるために新しい情報を絶えず探し求めてください。

米国を拠点とする非営利の「探査報道記者および編集者」(Investigative Reporters and Editors : IRE)の元事務局長であるブラント・ヒューストンは、地元紙の記事は探査報道のタネの宝庫だと述べています。
名称変更、投げ売りセール、入札記事など、新聞に有料で掲載する法的な告知記事のすべてにはストーリーがあります。記事を問題意識を持って読むと探査報道のタネになります。
ジャーナリストはよく、既に掲載された記事をさらに深掘り取材します。読者はいつも続報や補足記事を喜んで読んでいることが、読者調査で分かっています。 読者は、次に何が起こるのか、なぜそれが起きたのか、毎日の素っ気ない記事の背後に何があるのかを知りたいのです。
なぜという疑問に答えていない記事や問題の1つの側面のみに焦点を当てているように見えるニュース記事を注意して探してください。国の記念日などお決まりの行事でも別の視点で報道できるのではないかと目を光らせてください。 幅広く読書すれば、例えば政府が自慢する建設プロジェクトの裏側を追跡することもできます。

また、つまらなく感じるかもしれませんが、政府やNGOからの公式レポートを読んでください。 様々な事情で海外の出版物へのアクセスが限られる場合もありますが、あなたが取材しているテーマに関連することなら、世界中で起きていることの最新情報に精通するようよう最善を尽くしてください。 大使館またはNGOには、無料の図書室や閲覧室を持っているところがあり、最新の情報やニュースを把握することができます。

さまざまな分野の情報提供者と普段から定期的に会って、自由な話題で会話をしてください。必要な時だけ情報提供者と接触すると、彼らは自分たちが利用されていると感じ始めます。 良好な関係を築いていれば、他の記者より先に情報を得ることができます。ただし、これらの情報源からのストーリーが自動的に降ってくるわけではありません。 優れた記事のアイデアを見つけるには、あなたは創造力を豊かにし詮索好きでなければなりません。

最後に、Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSです。これらは、内部情報と良質な見解を得る良い情報源です。
Twitterは、2016年11月の米国大統領ドナルド・トランプ氏の選挙後、息を吹き返しました。基本的な情報や現在の問題に関して、豊富で最新のニュースを取り出す良い方法になり得ます。 専門家や政治家、他のジャーナリストをフォローするのは、地方に住むジャーナリストにとって有益かもしれません。